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「仲間とともに日本一を目指す――その想いが原動力」

「仲間とともに日本一を目指す――その想いが原動力」

COMPANY DATE

人材開発部 課長  静 春道 様
株式会社オープンハウスグループ

弊社が良い会社だったと感じてもらうよりも、
面接が「より良い時間だった」と感じてもらうことを大切にしています。

目次

今回お話を伺ったのは、株式会社オープンハウスグループで採用の中心的な役割を担う静様。今までのご経験を活かし、多様な視点とスキルで採用活動を成功に導いている方です。人材紹介を通じて企業と候補者を繋ぐ重要な役割を担いながら、採用活動において高い成果を挙げられています。
インタビューでは、静様がこれまでのキャリアの中で培った採用への想い、日々の取り組み、そして未来への課題について率直なお話を伺うことができました。さらに、当社の担当者・上田との連携についても、温かいお言葉をいただきました。採用活動に対する真剣な姿勢と人柄が伝わる内容をぜひご覧ください。

オープンハウスに入社されたきっかけを教えてください。

静様:
2016年8月に24歳でオープンハウスに中途入社をしております。
前職では、メーカー勤務の傍ら硬式野球部に所属し、幼い頃からの夢であったプロ野球選手を目指し社会人野球でプレーしておりました。野球部引退後は、社業に専念することになりごく普通のサラリーマンとして働いていました。先輩方は物凄く良い人ばかりで、ビジネスマンとしてのセカンドキャリアに特段不満はなかったです。一方で17年間目指し続けていたプロ野球選手への夢がなくなり、目指すものがないまま漠然と過ごす日々にどこか違和感も感じていました。
そんなとき、かつてのチームメイトだった友人からオープンハウスを紹介されたんです。『お前に合っている会社があるよ。うち、日本一を目指している会社なんだ。』と。

正直転職なんて全く考えたこともなかったですし、不動産業界と聞いても何となくハードな印象もあって全く興味もありませんでした。今思えば、学生時代に2度日本一を経験していたこと、その仲間からの誘いだったこともあって勝手に「日本一を目指している」というフレーズに惹かれてしまったのかもしれません。最初はそんな気持ちで面接を受けてみることにしたんです。
あの日のことは、衝撃的で今でも鮮明に覚えています。

社員の皆さんが「本気で日本一を目指している」という熱量・本気度がとにかく凄くて。
それと同時に「大人になっても何かに本気で打ち込める環境がある」と心がグッと熱くなっていて。。。最終面接官(現:専務執行役員)も空手で日本一に2度なっていた人で、面接の最後に『俺もお前もお互い競技で日本一の経験がある。ビジネスの世界で一緒に日本一を目指そうぜ。』と言われて握手を交わしたあの瞬間は嬉しくて泣きそうになってしまいました。もちろん、「オープンハウスで働きたい!」と即決です。しかし、当時は一部上場(現:プライム上場)して3年後、現在の5分の1の売上規模でした。首都圏のみに展開していた会社だったのでそこまでの知名度もなく、周囲には転職を反対されましたし、会社を馬鹿にされたこともありました。不安がなかったと言えば嘘になりますが、それよりも野球の世界で夢が叶わなかった悔しさ、今の自分を変えたい!という思いの方が格段に上回っていたので挑戦する以外の選択肢は私にはありませんでした。
何となくですが、当時から野球も仕事も物事の仕組みはどれも一緒だろうと思っていましたし、自分の道は自分で切り拓くものだとも思っていました。自分が決めた道を正しい道にするのが人生なんだとも。今思い返すと何も知らない若者が何を言っているんだと恥ずかしさもありますが、当時の私は結構本気でそう思っていました(笑)

入社当時は営業職からのスタートだったと伺いました。現在まではどのような経緯だったのでしょうか?

静様:
仲介営業マンとしてキャリアをスタートしました。笹塚店、渋谷本店、自由が丘店と最も単価の高い城南エリアを任せていただき、業績トップも経験しました。営業マネージャーを経験後、2020年10月に人材開発部に異動となり、キャリア採用担当を務めることになったんです。正直驚き半分、営業でもっと上にいきたかった気持ち半分でしたね。
調子も良かったので1年後には店長になりたい!と強く思っていた頃でしたし。
ただ、私は何事も「目の前のことに全力を尽くす」、「自分が決めたことはとことんやり切る」タイプなんです。そのため、「業界日本一に向けて、未来の数字を作る」と強い覚悟で採用活動に取り組もうとすぐに決意していました。

2年連続で弊社の歴代採用記録を更新し、2024年4月からエリア拡大に向けて最注力の西日本エリアの採用統括を任されています。主に名古屋・関西を担当しており、7月からは名古屋支社人事戦略チームのグループ長も兼任し、入社後の若手社員の育成も一気通貫で行う試みをしております。弊社では採用と育成が別の組織になりますが、同時に行うのは社内でも前例がなく大きな挑戦と捉えています。道がなければ道を作ればいいと思っておりますし、そんな日々にやりがいを感じています。

採用担当として、特に意識していることは何ですか?

静様:
大きく3つあります。
1つ目は、「安い採用をしないこと」。
2つ目は、「勘違いしないこと」。
3つ目は、「採用は未来の数字をつくる意識を持つこと」です。

これまで多くの人事担当者様や人材紹介会社のご担当者様とお会いしてきました。組織は上次第だというワードもよく耳にしますが、つくづく『採用は自分次第で良くも悪くもなってしまうもの』と感じており、誰がやるかによって大きく結果は変わってくると感じております。故に常に謙虚な気持ちを心掛けていますし、実際は組織から任されている役割に過ぎず『社長だったらどう思うだろう』と考えながら行動しております。
また、採用活動は「究極の営業」だと考えています。なぜなら、選ばれないといけないからです。不動産営業ならお客様に自分から住宅を購入していただくのと同様に、選考にご参加いただく候補者様にここで働きたいと選んでいただかなければなりません。それも良いと思った人材にです。良い人材であればあるほど、他社様も評価されるはずですよね。自然とライバルも多くなってしまいます。そんな中で安い採用をせず、バーを下げることなく弊社を選んでいただくために営業力は重要だと考えております。会社の未来を担う人材を見極める責任もありますので、一人ひとりと真剣に向き合い本気で面接に臨みますし、常に「フェア」であることを心掛けています。

採用で感じている課題について教えてください。

静様:
採用においては、まず「候補者の本質を見抜く力」が最も重要だと感じています。市場における人材の流動性が高まり、企業側も限られた時間内で最適な人材を見極める必要があります。従来の採用活動や形式的な手法に頼るだけではなく、柔軟且つ客観的な志向を持ち、新たな視点で人材の発掘や育成に力を入れていくことが課題だと感じています。『以前はこうだった、こうしていた』のような主観を抜き、常に事実ベースで判断する必要があると感じています。選考過程での「企業とのフィット感」も重要ですね。しかし、候補者様も気付いていない潜在的な部分もあるはずです。実際にお会いしてみないとわからないですし、相手を知ることってやはり物凄く大切なことだと思っています。どの組織も拡大するためには人材強化は必須ですから。

入社後、オープンハウスで活躍している社員に共通している点は何でしょうか?

静様:
沢山ありますよ。動物園みたいな会社なんで(笑)いくつか挙げるとするなら『自ら行動出来て、スピード感があって、誰かのために頑張れる人』ですかね。要は良い人ってことです。自分の持ち場に責任を持ち、目の前の課題に対して積極的に取り組む姿勢が印象的です。組織が明確に不動産業界日本一という目標を定めているため、上記のような人が活躍していると思います。日本一になるって一人じゃ無理ですし、だからこそ同じゴールに向かって仲間を信頼し支え合う文化が根付いているのかなと思います。お互いに競い合いながらも、共に成長しようという意識を持っている社員が多いですし、本当に色んな背景を持った社員がいて面白いです。

今後、オープンハウスに入社してほしい人材像について教えてください。

静様:
『自分の人生に想いを持っている人』です。そこに付け加えるとするなら「挑戦を楽しめる人」、「仲間と一緒に高みを目指す人」だと考えています。うちの社員ってそれぞれストーリーがある人が多い気がします。別にカッコイイ人生を歩んできているとかそういうことではなくて、想いが強い人が多いですね。これからの時代、変化に適応する力がますます重要になってきます。同時に二極化が進んでいる今、世の中に柔軟に対応し、新たなアイディアを実行に移せる人、そこで結果を出せる人が活躍していくはずです。オープンハウスグループは「チームワーク」を非常に大切にしているので、自分一人ではなく、みんなで成し遂げたいという気持ちを持った人にはぴったりな環境だと思います。

担当の上田についてお聞かせください。

静様:
かれこれ4年ほどのお付き合いになります。上田さんは一言で表すと「本物」とか、「プロフェッショナル」という言葉がピッタリです。まず、スピード感が段違いです。返信も対応も早く、こちらが「どうしよう」と思う前に手を打ってくださります。それに、候補者様との信頼関係も抜群で、面接内で「上田さんにお願いしたいと決めていますので」と言う候補者様の声を何度も耳にしてきました。

上田さんのご支援でこれまで複数名の方が入社してくれていますが、ほぼ全員が「辞めない」傾向があります。既にマネージャーに昇進した社員もいますし、入社後も採用してよかったと思う社員ばかりです。これは、転職活動の段階で本質的なサポートをされているからだと思います。これからも強力なサポートをお願いしたいなと思っています。

最後に、今後の目標や期待を教えてください。

静様:
やっぱりもう一度日本一になりたいです。ここまで続けてこられたのもその思い一つです。入社時にこの会社で日本一になりたい!と決めて入社していますので、そこは一切ブレないですね。寧ろどんどん大きな裁量を持たせてもらい、より強固になっているかもしれません。オープンハウスグループは「想定外なことが起きる企業」と私は考えています。想定内って何だかつまらないじゃないですか。『何年目になったら〇〇』だとか、『これをこうしたらこうなる』みたいに見えている人生って、逆に言えばそこまでにしかならないってことでもあると思うで。だからこそ想定外こそが成長の原動力だと思っています。今はまだ想像できないくらい大きくてワクワクする未来にするためにも、これからも新たな挑戦を続け、採用を通じて日本一に向けて強い組織をつくっていきたいです。うちはまだまだベンチャー組織ですので。

また、イノセルさんには、これからも「信頼できるパートナー」として力を貸していただきたいですね。上田さんが受賞された「ベストアドバイザー賞」にもそれが表れていると思います。今後も候補者様と企業の未来をつなぐ存在として、さらにご活躍を期待しています!

編集後記

静様とのインタビューを通じて、オープンハウス社の「熱量」と「挑戦を楽しむ文化」の本質に触れることができました。
入社前から抱いていた日本一への想いを、入社後も変わらず持ち続け、その実現に向けて行動されている姿勢には感銘を受けました。また、営業職で成果を上げるだけでなく、採用や育成といった幅広い分野でも挑戦を続けられている点は、まさに「与えられたものに全力を尽くす」静様らしさを象徴しています。
特にインタビューの中で印象的だったのは、「候補者の人生を預かる」という言葉でした。そこには、単なる数字や成果では測れない目の前にいる候補者様への真摯な向き合い方が垣間見えました。そして、その想いが「未来の数字をつくる」採用活動へとつながっているのだと感じます。
静様のように、夢を持ち、それを実現するための努力を惜しまない方とともに働ける環境がオープンハウスにはあるのだと確信しました。
今後の静様、そしてオープンハウス社のさらなる発展を心から応援しています。

上田担当の企業様の声